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波乗りの聖地から生まれたアメリカのサーフブランド5つとそのストーリー

海の文化を牽引するアメリカ発のサーフブランドたち

サーフィンというスポーツやライフスタイルは、ハワイからアメリカ西海岸へと広がり、今では世界中の人々に親しまれています。その中心地であるアメリカには、サーフカルチャーとともに生まれた数多くのブランドがあります。これらのブランドは単なるファッションブランドではなく、波乗りをする人々の生活そのものに深く根ざし、彼らの価値観や自然との向き合い方を表現しています。今回は、そんなアメリカ発の人気サーフブランドの中でも特におさえておきたい5つをご紹介します。

Quiksilver:若者文化と競技性の融合

1970年代にオーストラリアで誕生したQuiksilverですが、アメリカ市場においても大きな影響力を持つブランドです。特に若いサーファーやスケーターの間で人気が高く、アクティブなライフスタイルを象徴するデザインと機能性を持ち合わせています。プロサーファーのサポートや大会の運営にも積極的で、サーフィンの競技性を高める側面も担っています。ストリートファッションとしても親しまれているため、街中でも見かける機会が多いのも特徴です。

Roxy:女性の視点を取り入れたサーフファッション

Quiksilverの姉妹ブランドとして展開されているRoxyは、女性向けのサーフウェアやアパレルを中心に展開しています。シンプルかつスタイリッシュなデザインが多く、サーフィンを楽しむだけでなく、日常でも使いやすいアイテムが揃っているのが魅力です。近年ではエコロジカルな素材を使った製品も多く、環境への配慮も意識されています。女性サーファーの増加とともに、Roxyの存在感も年々強まっています。

O’Neill:ウェットスーツのパイオニア

現代のサーフィンシーンになくてはならないウェットスーツを初めて商品化したのが、このO’Neillです。1950年代にカリフォルニアで創業され、それ以来、サーフギアの革新を続けてきました。耐久性と保温性に優れたウェットスーツは、さまざまな水温に対応しており、初心者から上級者まで幅広く支持されています。また、アパレルラインも豊富で、海だけでなくタウンユースとしても使えるデザインが人気です。

Hurley:ストリートとサーフの融合

Hurleyは、カリフォルニア発のブランドで、若者の音楽やファッション、スポーツといった多様なカルチャーとリンクしているのが特徴です。ストリートファッションの要素を強く取り入れており、サーフボードだけでなく、キャップや靴下など細かな小物アイテムも充実しています。プロサーファーの育成にも力を入れており、次世代のサーフシーンを担う選手たちを支えています。

Patagonia:環境意識が高いアウトドア&サーフブランド

厳密には「サーフ専門ブランド」とは言いにくいPatagoniaですが、その活動内容や理念から、サーファーからの支持が高いブランドです。環境保護や持続可能な社会の実現に向けて積極的に行動しており、製品の素材にも再生可能資源やリサイクル素材を多く使っています。サーフウェアだけでなく、山岳や川、森などあらゆる自然と関わる人たちにとって信頼できる存在となっています。

サーフブランドを通じて見えるアメリカの海文化

アメリカ発のサーフブランドたちは、それぞれ独自のスタイルと哲学を持って成長してきました。海と共に生きる人々の暮らしや価値観を反映し、それを世界中に伝えています。単なるファッションや装備品以上の意味を持つこれらのブランドは、サーフィンという行為を通して、人と自然との関係を再確認させてくれます。これからサーフィンを始める人も、すでに楽しんでいる人も、こうしたブランドたちの歴史や背景を知ることで、さらに深い興味と敬意を持って波打ち際へ向かえるかもしれません。


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